今回は、情報空間との関係性を形成する【礼の徳】ということですが、これの存在により情報空間から獲得できる情報の質も量も大きく変わってきます。
私達は情報空間から得る情報から刺激を受けて、日々変化(成長)を続けています。
その情報の質や量がどれだけ重要かは、推して知るべしです。
さて、礼儀作法というのがありますね。
相手に敬意を払い尊重することで、関係性を良好に保つために行われるものです。
この作法というのは、いうなれば型です。
その学習によって、誰でもそこから得られる成果を得られるように制定されたのです。
作法というのは様式ですから、相手との共通認識が必要となります。
文化が異なれば、礼儀作法も異なるわけです。
では、作法が異なる場合どうしたら良いのでしょうか?
そもそも礼とは相手との関係性をつくるための徳です。
相手というのは人に限定されません。
自らが対峙したあらゆる事象が相手となります。
その相手のことを「ありのまま受け入れること」を【礼の徳】といいます。
(一般の五行解釈と【RENKO】の解釈は異なります)
そのためには、相手のことを少しでも多く知るように努める必要があります。
これは人との関係性においてのみ該当することではなく、情報空間に発生しているあらゆる事象との関係性にもいえることです。
【礼の徳】は関係性の始まりを形成します。
関係性がなければ情報のやりとりは発生しないので、それを作ることは非常に大事です。
関係性を良好にするためには、【義の徳】が必要になりますが、これは次回ということで。