あらゆる事象には、原因と結果があるという考えを「因果」といいます。
自己実現をしたいならば、この因果を知るということは必要不可欠です!
ちなみに、これが仏教用語というのは有名な話ですね。

さて、原因が結果になるには、キッカケが必要です。
それを「縁」といいます。

これを公式化すると

【 因 ✕ 縁 = 果 】

これを現在の自分という情報が、どう形成されたかを判断すべく、公式に当てはめてみます。

【 因(過去の自分)✕ 縁(きっかけとなる事象)= 果(現在の自分)】

つまり、自分自身は縁によって形成されてきたということがわかります

このように過去から現在までの状況を分析するのは、「縁」の効力を認識し未来形成の糧とするために行います。
この考えはマネジメントサイクルなどでも当たり前に行われていますね。
いうなれば、ノウハウやナレッジの蓄積に該当します。

さて、自己実現とは「望む未来を作ること」です。
これを公式に当てはめてみます。

【 因(現在の自分)✕ 縁(きっかけとなる事象)= 果(未来の自分)】

ここでポイントとなるのは、「認識力」と「実行力」です。

◎認識力
・現在の自分を明確に認識すること
・望む未来の自分を明確に認識すること
・望む未来に至るための不足要素や弱点を認識すること
・その不足要素や弱点を補う方法を認識すること

◎実行力
・認識のためのアクションを起こすこと
・不足要素や弱点を補う方法を実行すること

他にも上げればキリはないのですが、そこらへんはマネジメントのメソッドを勉強してみてくださいd(^_^)

ようするに当たり前のことを当たり前にやる能力こそが大事だということですね。