人が行動するときには、大まかに「3プロセス」をたどります。
(認知→反応→動作)
この視点を応用できると、人の心を読む(リーディング)ことができます。

人の行動を読む際に必要なことは、対象の「動作」を「認知」することです。
つまり、よく観察を行うということです。
そして、観察により得た情報から、相手の状況を読み解いていきます。

その際に必要な考察すべきことは、大まかに
・相手のエネルギー活性化パターンを見る(相手の行動性向を知る)
・何のためにその動作に至ったかを推察する(相手の行動目的を知る)
・どのような情報を認知し、それに対してどのような反応をし、動作に至ったかを組み立てる(相手の行動プロセスを知る)
という感じです。

これが緻密にわかるようになると、その人が
「どのような情報を認識し、それに対してどのような反応をし、どのような動作(行動)をするか」
を読み取れます。

これは目的をもってして練功をしっかりとした人であれば、誰にでもできることです。
細かいことは記しませんが、ざっくりとポイントを言うならば、自分の認知レベルを高めることです。
ここが低いと実現は困難です。
実現できたとしても特定ケースのみできるということになります。

いずれにせよ、これができると相手は心を読まれたような錯覚に陥ります。
広い意味では心を読むというのでしょうが、厳密に言うならば高度に心を推察するということです。