たまには、パーソナルトレーニングでどのようなことをしているかを記したいと思います。

70才の女性のケース。
座骨神経痛が辛く、少々歩いただけで右足に痛みと痺れが出て歩行困難になるとのこと。
何とか自力で改善したいとのことで、PTを受講されました。

現れている症状とエネルギー状態のチェック(リーディング)から、腰部の脊柱管狭窄と読み取れました。
このままではトレーニングできないので、腰椎と仙骨の過敏になっている神経を、RENKO式の施術で整えました。
そして、トレーニング開始。
補助をしながら起床時に行うワークとメインのワーク(練功)をじっくりと行ってもらいました。
今後は、調子を崩されたりしない限りは、月1回程度ワークのチェックと調整を5、6回で十分です。
もちろん、自分で日常的にワークを行ってもらうことが、一番重要です。
良くも悪くも体の状態というのは常日頃からの体の扱い方の結果作られるものなので、自分自身で体に働きかけない限り改善するということはないのですから。

そして、珍しく武術のPTのケース。
截拳道実践団体Deffic秋田本部のお弟子さんが、秋田から足を運んでくださったので特別開催。
この方は、Defficに入門する以前から「站とう功」を中心稽古として行う武術に長く取り組んでいらっしゃるとのこと。
しかし、この站とう功というのは、うまく取り組めれば極めて効果の高い稽古なのですが、抽象的であるために、非常に難解なのです。
そのため、站とう功をどのように取り組めば良いのか、迷いがどんどん膨らんでいったそうです。
そこで、テーマは站とう功。
私が伝えている站とう功には、ロジカルな10段階の鍛錬ステップがあります。
抽象的な站とう功を、確実に習得してもらうためです。
詳細に関しては省略しますが、PTを終えて「自分がどれだけわかっていなかったのかが良くわかった!自分の課題が明確になったので、これからが楽しみです!」という感想をいただけました。
10段階の鍛錬ステップは非公開の技法だったのですが、ついつい熱意に打たれて教えてしまいました(^^;)
今後は漏らさないように気をつけねばです。

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