クラスでの挨拶作法であるRENKO式礼法

クラスの開始や終了時だったり、自らの練功前に行います。
礼法の動作には6つの段階があり、一つ一つに重要な意味があります。
一連の動作は動画をご覧ください。


RENKO式礼法の各動作の意義

1.起勢(きせい)

姿勢を正し、自らと向き合う準備を整えます。
始まりの意味を持っています。


2.築基(ちっき)


丹田で気を練るの準備を整えます。
生命誕生の意味を持っています。


3.五行(五行)


五臓で気を練り、五徳を養う準備を整えます。
五行により成立している自らを捉えるという意味を持っています。


4.陰陽(いんよう)


自らの生命を陰陽として捉え、それを抱拳として世界に晒します。
陰陽を模した抱拳に自らの生命を宿し、それを晒すことで相手に礼を尽くすという意味を持っています。


5.天地(てんち)


抱拳を陰陽に分け、その根源である天と地と交流させたのち、再び抱拳を作ることで陰陽を交えます。
自らの生命を成り立たせている大地と大気との交流によって、自らが活かされている存在であることを知る意味を持っています。


6.合道(ごうどう)


抱拳を丹田に落とし込み「道(タオ)」との合致を果たします。
自らの生命と天地を交えた抱拳は、「道」と一つになった命の象徴です。
それを自らの中心である丹田に収めることで、自らが「道」に至るという意味を持っています。


RENKO式礼法は単なる作法ですが、開眼(※)されることで高度な練功と同等の効果が得られるようになります。
開眼式(※)は入会後のクラスで行います。

※RENKO式礼法の開眼とは、礼法の持つ真義との繋がりを持つことを意味します。
※開眼式とは、潜在意識と礼法の真義とを繋げる作業のことです。怪しい儀礼めいたものではありません。