2日目は秋田クラス

秋田のテーマは「波浪+意念→浸透勁」でした。
浸透勁というのは、「勁(※)」を浸透させるという意味です。
この浸透勁は、RENKO4つのボディワークが上手くなると、実現に必要な身体的要件が整います。
大まかに身体的要件を記すと
・地面から打撃面まで、力が逃げないボディポジションができていること(Baseワーク:姿勢)
・力の伝達がスムーズになる全身の力みがバランスよく解放されていること(Relaxワーク)
・力が伝達するときに崩れや力みが発生しないボディフロー(Spiralワーク)
・自分と相手の体内を、力の波が伝わっていく実感(Waveワーク)
というようになります。
これらの身体的要件が整った前提で、「どこにどのように力を伝えるか」という意念を用いれば、浸透勁は実現できます。
もちろん、意念で身体をコントロールする感覚を、マインドワークにより養われていることを前提としています。

(※)勁とは全身を隈なく用いた集合力のこと。
(※)勁を出力することを発勁といいます。
発勁は誰にでもできますが、条件が整っていなければ大きな威力を発することはできません。
また、発勁方法は、流派ごとに特色が異なります。

今回のクラスでは、浸透勁を「安全かつ分かりやすく」稽古するために、並んだ人を前から押して、どのように力を伝達させるかを意念でコントロールするというのをやりました。
この稽古は、力が「どのようにどこまで」伝わったのか、発している人も受けている人も分かるようになります。

どのようなテーマであっても、自分自身で練功をすれば成長は容易です。
対人稽古では、相手との身体コミュニケーションを通じて、自分の状況を認識するという単独では得られない情報を獲得できるため、さらに成長は加速します。

自分自身でしっかりと練って、練られた結果をクラスでチェックして、新たな課題を発見し、それをまた練るというサイクルができあがると、確実に成長を実感できますし、毎回新しい発見が必ずあるので、どんどん面白くなります。

行住座臥、日々是練功。