今回の東北ツアーは、初開催の仙台からスタートです。
仙台では、截拳道実践団体Deffic仙台分館の稽古後半の1時間ほど時間を頂き、プチセミナーという形での開催です。
参加くださったのはDeffic門下生の方々なので、ボディワークの一つである「螺旋功」と体術への応用をテーマとして行いました。

螺旋功と体術への応用

螺旋功は、4つのRENKO式ボディワークの1つであり、全身の関節を繋げる効果があります。
これを正しく行うには、他の3つのボディワークも正しくできている必要がありますが、そこらへんは省略して螺旋功のエッセンスを味わってもらうよう心がけました。
螺旋功で体を練った後は、正しく練られているかをチェックするための対人稽古です。

腕極め返し

腕極め返し

腕極め返しは、腕を後ろで極められた状態を、切り返すという対人稽古です。
螺旋功の動きが正しくないと一部の関節に負担が大きくかかるため切り返すことはできませんが、正しくできていれば誰にでも簡単にできます。
同じ切り返すであっても、剛と柔の2つのアプローチがあります。
自分だけでなく相手も含めて繋がりを強くして切り返せば、ものすごい怪力で返されたようになる剛の技となります。
相手の押さえる力とぶつからないように切り返せば、うなぎがすり抜けるような感じになる柔の技となります。
今回はやりませんでしたが、相手に気を通して行えば、よりスムーズにできるようになります。

螺旋順突き

螺旋順突き

螺旋順突きは、突きを出す手をシッカリと押さえてもらい、螺旋功の動作をコンパクトにして、相手の重心線に向かって入り押し出すという対人稽古です。
動作やポジションが正しくないと、力が止まるか漏れるかしてしまい、押し出すことが難しくなりますが、正しくできていれば楽に相手を押し出すことができます。

そして、片手推手。互いの手首を接触させての押し出しあいです。
受ける時には腕極め返しの要領で行い、押す時には螺旋順突きの要領で行います。
これらを連綿とつながるように行います。
正しく動作ができていて、さらに互いの実力が拮抗していると、楽々延々と動作が続けられます。
これを続けて行くと、様々な効果が得られます。

  • 力の流れを認識する感覚が発達する
  • 力の伝達する感覚が発達する
  • 力の制御が緻密になる
  • 重心や体軸の感覚が発達する
  • などなど

推手のような接触技法の感覚を一人で練るのは困難なのですが、それを一人で練る方法も最後にお伝えしました。

1時間という短い時間で、少々内容を詰めすぎたかとも思いますが、練った感覚の片鱗でも感じてもらえたならば幸いです。

…秋田編に続く…