東北ツアー2日目は秋田。
秋田には、スーパーパワー中華料理屋さんの「盛」というお店があります。
通常の秋田クラスのときは、ここの定休日と重なっているので行けないのですが、今回は月曜開催だったので、ランチは当然ここになります。

盛のレバニラや麻婆たち
私たちの体は、飲食で得る大地のエネルギーで作られています。
より効果的に大地のエネルギーを取るためには、良質なエネルギーの多い飲食物を摂取することと、それらを効率的に消化吸収できることが必要です。
良質なエネルギーの多い飲食物は、エネルギー(気)の多い食材を、エネルギーを引き出す力で調理することで作られます。
要するに、腕の良い料理人が良い食材を使って作った料理は、エネルギーに満ちているということです。
能書きが多かったですが、盛の料理は、料理にこもったエネルギーが凄い。
つまり、扱う食材もマスターの腕も抜群だということです。

象潟の岩牡蠣
盛でエネルギー満タンではありましたが、この時期は象潟の岩牡蠣が最高なので、これも摂取しに行きました。
岩牡蠣は海水温が高めの方が、身が良く育つとのことで、猛暑の今夏は最高の環境だったそうです。
おかげで安くて美味しく立派な岩牡蠣を頂くことができました。
この後は、かき氷食べに広栄堂に行ったものの、すでに閉店。
時間が足りなくなってしまったので、温泉コースも中止。
まあ、エネルギーは十分なので、気を入れてクラスに挑むのでした。

消力の対人稽古:体押し
秋田クラスでは、前半に消力の対人稽古である「体押し」と片手推手を行い、後半に「上げない合気上げ」や「非接触集団押し出し」などをやりました。
体押しは、相手に体を押してもらう稽古です。
しっかり消力(脱力)ができていると、押されても力がぶつからずに重心軸が安定したまま立っていられます。
人に押してもらうことで、自分だけでは気付きにくい力みなどを実感しやすくなります。
推手も体押しの感覚をもってして行うと、よりスムーズに行うことができるようになります。

上げない合気上げ
そして、上げない合気上げ。
合気上げなのに上げないとはどういうことかというと、一切動かないで押さえてる人を動かすということです。
画像では倒れていますが、これは上げるイメージの左右バランスが崩れている場合に起こります。
上手くできれば、押さえている人は勝手に座ってしまいます。
非接触集団押し出しは、触れずに複数人数を押し出す対人稽古です。
この手の稽古は胡散臭いと思われがちですが、認識が広がれば当たり前のことだと気づけます。
ちなみに、このような稽古をするのは、自分の認識世界への囚われから解放されるためであって、できるようになることが目的ではありませんので悪しからず。

稽古後のお楽しみ
稽古後は、Deffic秘伝の焼き火鍋をつつきながら、「大家はつらいよ」というカードゲームで遊び倒すのでした。
…盛岡編に続く…