こんにちは!
RENKO代表の浜島です。
「自己実現」いうと何かフワーッとした印象を受けてしまうので、あまり好まない表現なのですがわかりやすいかと思い安易に使ってみてます(^^;)
自己実現とは、自らの求めるゴールを達成することです。
ゴールがあるということは、今はそこに至っていないということなので、現在の自分がスタート地点ということです。
しかし、ゴールとかスタート地点っていうのも、何やらフワーッとして抽象的です。
ゴールに至るには、スタートからゴールに至る道を進んでいく必要があります。
道を進むとは何かしらのアクションを起こすということです。
ゴールやスタートが抽象的だと、アクションも抽象的になります。
スタート地点とアクションが抽象的だと、経過情報も抽象的になってしまいます。
この状況はゴール到達のためのマネジメントを極めて困難にします。
なぜなら、PDSでもPDCAでもいいですが、情報が抽象的だとマネジメントサイクルを実行できないからです。
つまり、まずは求めるべきは情報を具体化しましょうということです。
さて、練功は活発な行動力を高めるだけでなく、自分自身をより深く知る行為でもあります。
練功では自分自身を様々な角度から観察するからです。
・能動的動作の観察
・反応として起こる動作の観察
・全身に伝達する力の観察
・重力下において体がどのように支えられているかの観察
・心とそれに伴う体の反応の観察
・心が体の状態や動作に与える影響の観察
・内臓の働きの観察
・動作と内臓の相関性の観察
・心が内臓の状態や働きに与える影響の観察
他にも腐るほどありますが、AQSの初中級レベルではこんな感じの観察をします。
このように観察をしていくと、「認識力」が非常に高まります。
認識力が高まるということは、今の自分がどのような状態にあるのかが明確になるということです。
今の自分を明確に知るということは、物事を成すためのスタートラインです。
「ゴール ー スタート地点(今の自分) = 課題」
(このときゴールが具体的であるのは望ましいですが、そうでなくても大丈夫です)
課題が具体的になりさえすれば、課題をクリアするためのアクションが起こせるということです。
課題はゴールに必要なパーツです。
そのパーツとは概して
・今の自分にあること(強み)を強めること
・今の自分の弱点を強化すること
・今の自分にないこと獲得すること
というようになります。
・自分の状況を良く知って(認識力)
・ゴールへの課題を明確にして(認識力)
・それをクリアするアクションを起こすこと(行動力)
つまり、活発な行動力と認識力を高める「練功」こそが、自己実現力を高めることになるということなんですね。
それではまた!