世の中では「悪い気」のことを「邪気」といったりしますが、そもそも「邪気」ってなんでしょうか?
一般的には「邪気」のことを
・人を堕落させ、病気へと導く気(エネルギー)
・病気を引き起こす元になる内外気で、有害な空気・気体とも言われる毒気
などといったりします。
セラピストやヒーラー、気功師の方たちでも、相手の邪気を受けて体調を崩してしまったという方も多くいらっしゃいます。
たくさんの人に施術をすると、体調を崩すということもあります。
これを、体力の消耗だけでなく、相手の邪気が入ってきた影響というように考えたりするのです。
しかし、AQSメソッドでは「邪気」とは「異常波長」であって「気(生命エネルギー)」そのものではないと捉えています。
人が発する「異常波長」とは「細胞の代謝異常」ということです。
代謝異常とは、細胞の燃焼(代謝)が過剰であったり、不完全燃焼であったりする状態のことです。
ちなみに、場に存在する「邪気」は、その場が発している波長のことです。
さて、では「邪気をもらう」というのはどういうことでしょうか?
これはズバリ「共振」です!
共振のことを理科の実験とかでやったことはないでしょうか?
例えば、同じ周波数の共鳴箱付き音叉を2つ用意して、片方を鳴らすともう片方も鳴り始めます。
これが共振ですね。
ちなみに、共振でも音の場合は、共鳴といいます。
邪気とは異常波長といいましたが、周波数や振動と言い換えることができます。
生き物の場合は、細胞の燃焼で波長を作り出していますが、外部の波長に触れていると、その波長の「コピー」をします。
コピーというのは「モノマネ」と言ったほうがわかりやすいですかね。
つまり、その波長を作り出すような、細胞の燃焼をしだすのです。
こういう経験はありませんか?
・横にイライラしている人がいると自分もなんだかイライラしてくるとか
・逆にすごく楽しそうにしている人がいると自分も楽しくなってくるとか
・赤ちゃんを見ているとついつい笑顔になっているとか。
これも周囲の状況を「コピー」したと捉えることができるわけです。
つまり、「邪気をもらう」というのは、病気などの波長のモノマネをしている状態ということなんですね。
さて、このモノマネ(細胞の燃焼の仕方を真似している状態)を長時間続けるとどうなるでしょうか?
代謝によって新しい細胞が作られるので、モノマネではなく本物になっていきます。
ということは、長期間邪気をもらっている状況にいると、病気などの波長のモノマネが本物になってしまう!
怖いですね~!
といっても、「良い状態の自分を取り戻す手段」を持っていれば大丈夫ですよd(^_^)
それについては機会をあらためます。