スピリチュアルとか自己啓発とか催眠とか気功とか、いわゆる潜在意識(無意識)を扱う技法では「願望実現」がテーマになったりします。

「願望実現に向かっている自分をイメージする」とかいったりしますが、なぜイメージすると実現するんでしょうか?

潜在意識がイメージした方向に行こうとするからです。

当たり前のことですが、願望を実現したいと思っているということは、願望は実現していないってことですね。

この願望が実現されていない状態を作り出しているのは、他のだれでもない自分自身です。
願望実現に必要な条件が、自分に備わっていないということです。

自分になくても条件を備えている人を揃えればいいという考えもありますが、それができるということは条件は備わっているということです。

しかし、概して願望実現できていない場合は、条件を認識できていないことがほとんどです。
認識できていたら、それを備えるように動けばいいだけですから。

イメージをするということは、潜在意識領域にある情報を呼び出しているということです。
このとき潜在意識へのパイプが開きます。

この潜在意識に自分の思考や行動様式が書き込まれると、無意識のうちにその思考や行動様式をとるようになります。

その結果として、やってみたいことや興味がわくことが現れたりします。
それに逆らわずに従って行動してれば、願望実現に向かっていきます。

しかし、強力に根付いた習慣などを変える必要があるときは、かなり厳しい反応が起こることがあります。

例えば、生活リズムの改善が要件として必要なときには、夜型生活(遅寝遅起き)をしていると頭痛や目眩などの様々な不調が起こったりします。
その悪習感を止めるために、カラダが警鐘を鳴らしてくれるんですね。

願望実現に必要な要件が、今の自分とかけ離れている程、そのギャップから厳しい反応が起こります。

こういうことがあるので、願望実現を求める場合は近いゴールに向かうことから始めるのをオススメします。

気合全開でどんな困難でもドンとこいって人は、超すごい願望に向けていったらいいと思います。
ただ、そういう人は既に実現に向かう力が既に備わっているので、そこまで酷い反応が起こることは少ないんです。

酷い反応が起こるってことは、それだけ自分の状態が実現と離れているってことです。