こんにちは!
自己実現力を高める進化系気功教室【RENKO】代表の浜島です。
人は快適であることを求め、不快であることを避けます。
基本的には、この2つのベクトルが人を生かすわけです。
しかし、これはその刹那においての可否判定なので、それが将来的に良い結果をもたらすかは別問題です。
たとえば、空腹感。
これは基本的には不快信号です。
何かをある程度食べると収まります。
空腹感という不快を避けるために食べるという行動を起こしたわけです。
そして、食べるという行為は「美味しい」という快適信号を発します。
生命維持に必要な食べるという行為が繰り返し行われる結果
「食べる = 快適」
という認識プログラムが強化されていきます。
さて、飽食の時代に生きる私達にとって、食べるという行為は非常に手軽です。
(私達が日常口にできるのは、気がスカスカの食べ物ばかりですが…)
なので、何かしらの不快信号を発した時に、食べることでそれを解消しようと選択されることがあります。
そうすると
「ストレス(不快) → 食べる(快適)」
という認識プログラムが作られ、繰り返されるごとに強化されていきます。
これは1つの例であって、快適を得る行為が「お酒を飲む」とか「薬を飲む」とかになることもあります。
これらに共通しているのは「外部からの摂取行為」であることと容易に行えることという点です。
手段の容易さは、その手段の利用を助長します。
すると、僅かなストレスにさらされただけで、その手段を使うことになり、結果として…
・ストレス耐性が低くなる(鍛えられないため)
・手段への慣れによる快適効果の低下
が起こり、摂取量と頻度の増加をまねきます。
これによる健康被害は想像に容易いことですね。
このような状況を一般的には依存といいます。
一度依存状況に陥ると抜け出すのは非常に困難です。
快適だからといって安易に飛びつくのは注意が必要だということですね。
皆さんも気をつけてくださいねd(^_^)
それではまた!(^o^)/