「心技体」とは、武術でその目的を達するために備えるべき条件です。

武術の修行は、心技体を養うために行われます。

技を練ることで、その体現に必要な心と体の状態を作るのが、一般的武術の稽古です。
技の体現には、それに必要な心と体の条件が整っている必要があります。
技を練ることで、その技に必要な条件を整えることはできるが、普遍的な条件を作ることはできないため、様々な技を練る必要がでてきます。

しかし、あらゆる技の根幹となる普遍的心体条件を整えたならば、技は自ずから体現できるようになります。

つまり、心と体を養うことが大事だということ。

このことは武術にかぎらず、スポーツや学習、仕事など何にでも当てはまることです。

スポーツなら、その競技の練習だけでなく走りこみだったり筋トレをしたりすることで、技術レベルがあがります。
勉強ならば、まずは基礎知識を備えることで、応用学習が成立します。
仕事ならば、その業務の必要性の認識により、遂行に必要な派生業務までわかるようになります。

これらの全ては人間の心身の活動によりなされることです。

心身の活動は60兆の細胞の代謝の結果として現れる現象です。

そのため、RENKOでは人の活動の根幹となる「60兆の細胞」を練ることをおこなっています。

「60兆の細胞 > 心と体 > 技」

というのがRENKOが練功に求める優先順位ですd(^_^)