小学生の理科の実験で、乾電池と豆電球を使って電流とか電圧の勉強をしたのを覚えているでしょうか?
プラス(陽)とマイナス(陰)の向きを変えたりとか並列つなぎと直列つなぎの比較したりの実験をしたわけです。

電池が2個以上あるときに、それぞれの電気の流れる方向を逆にしてしまうと豆電球は付かなくなります。
プラスとマイナスの方向性が、求める結果につながるか否かを決めてしまうんですね。

これは人のエネルギー(気)でも同じことが言えます。

例えば、個人のエネルギーの流れとしてみた場合。
潜在意識(内側)で求められている自分のアクションと、表(外側)に現れたアクションが一致しているときは、正しくエネルギーが使われて成果につながります。
その反対に内側と外側のアクションが一致していない場合は、エネルギーが相殺してしまって成果を出せなくなってしまいます。

また、人間関係などの集合体としてのエネルギーの流れとしてみた場合。
自分の求める方向性と関係者のそれとが一致しているときは、エネルギーの交流がスムーズに起こり個々の存在が集合体として機能し、皆が求める方向に対して力強く進んでいくことを可能にします。
その反対に関係者の方向性が一致していないと、エネルギーが相殺しあって集合体としての機能を保てず、結果として空中分解してしまいます。

このようにエネルギーには方向性があって、それが合致してれば正しく機能するということです。

「陰陽相まって一となる」

理科の実験から学ぶ気の話その2では「並列つなぎと直列つなぎ」から学ぶ気の話ですd(^_^)