施術家のみならず、体幹部に慢性的な痛みがある方は、多くいらっしゃいますね。
体幹部といっても、ほとんどの場合は「腰」ですね。
もちろん急性のものは別ですが、日常の姿勢に問題があることが多いです。
つまり、
「身体をうまく使えていない」
「一部分に負担がかかるような身体の使い方をしている」
ということです。
ただ、腰というのは結構広範囲ですよね。
ここでいう腰とは「骨盤から腰椎まで」を指しています。
余談ですが、武術の世界で「腰」というと、日本では「骨盤」を指しますし、中国では「腹回り(腰椎周り)」を指します。
「腰を入れて!」とか言いますが、日本と中国だと話が咬み合わないってことですねd(^_^)
話し戻って、腰痛の原因となる「腰のポジショニング」。
腰(仙腸関節および腰椎)は、上半身を支えてくれていますよね。
腰のポジショニングが悪いということは、上半身を骨格で上手く支えられていないということなので、腰部の筋肉群は何とか支えようと頑張ってしまいます。
結果として、
・筋肉は疲弊
・関節の負担は増大
さらには、
・神経の圧迫
・関節の変形
に至ってしまいます。
ではどうするか?
・骨格に乗せる
・関節を繋げる
ということをして、結果として
「身体が一つになるようにする」
ということです。
これに対しては二人で行う簡単なチェック方法があります。
▼チェック方法
1.チェックされる人は、立ってでも座ってでもいいので、普段の姿勢をします。
2.チェックする人は、相手の両肩を軽く下にリズミカルに押してあげます。
3.チェックされる人は、押された負荷がどこに一番かかるか観察します。
(チェックする人が慣れている場合は、負担のかかる部位を認識することができます)
この結果、負荷を感じるところのポジションが悪いということです。
ポジションが良い場合は、押された負荷が全体で受け止められた感じになって下に抜けていきます。
文章だけだと分かりづらいですかね(^^;)
折を見て動画なども準備できればと思います。
それではまた!