「気」をコントロールするには、イメージングが鍵となります。

しかし、単にイメージしただけでは、自分で認識できるような変化を感じることは難しいです。

変化を感じ取るためには

・イメージと気のコントロールが連動していること
・微細な変化を感じ取れること

が必要になってきます。

そして、施術力に繋げるためには、イメージ力を高める必要があります。

なぜならば、

「気のコントロール力 ≒ イメージ力」

だからです。

ちなみに、イメージ力の高さとは、イメージのリアリティの高さです。

さて、気功においてのイメージ力のトレーニングで求められることは

・イメージと気のコントロールが連動性を高めること
・微細な変化を感じとる感覚を高めること
・イメージ力を高めること

です。

これを高める方法は様々ありますが、これは気功のメソッドに限定されません。

というより、一般の気功の概念に限定してしまっては、求める所に直結しないこともあるので注意が必要です。

今回は自己催眠法や精神疾患への治療法としても知られている「自律訓練法」を紹介します。

これはイメージングによって自律神経を刺激し、バランスをとるためのメソッドと言えます。

特に現代社会では、交感神経が刺激にさらされていることが多いので、副交感神経への切り替えが上手く行かなくなっている方が多く見られます。

シンプルに行える技法として「自律訓練法」は非常にオススメできます。

内容に関してはウィキペディアに上手くまとめられていますので参考にしてみてください。

http://ja.wikipedia.org/wiki/自律訓練法

ここには書かれていないので補足ですが、ウォームアップとして「緊張と弛緩」を行うとより効果的です。

「ギュッと力んで、ダランと緩める」

という感じで。

これをやるだけでも、効果はありますので是非お試しください。