その1では、「認識を広げることの重要性」と「認識が広がったことで得られる効果」について記しました。
今回は「認識を広げるための前提」です。
認識を広くするためのポイントは意念力(※)を発揮することですが、ターゲットを明確する必要があります。
そのために、まずは「認識」のプロセスを分解することで、ターゲットを明確にします。
(※)意念力は「意識」と「イメージ」で構成されている
認識プロセスとターゲット
概して「認識」のプロセスとは、五感によって捉えた「情報」を、(無意識も含む)意識領域で知覚することとRENKOでは説明しています。
このプロセスを分解すると以下の表のようになります。
第1プロセス | 五感で「情報」をキャッチ |
第2プロセス | 「情報」に対して、全身の細胞が「快適・不快適」というフラグを付与る |
第3プロセス | 「情報」をキーとした検索により、記憶から類似情報を検索 |
第4プロセス | 検索結果と「情報」を比較考量をし、「情報」への評価をする |
第5プロセス | 比較考量結果を記憶に蓄積(この段階は、厳密には「認識プロセス」ではありません) |
このようなプロセスを積み重ねることで、認識能力は高度化と合理化を繰り返していきますが、ここから意念を向けるターゲットをピックアップすると以下のようになります。
ターゲット | 解説 |
情報媒体 | 獲得する情報が帰属している媒体 |
五感 | 外部からの情報を獲得するための器官 |
神経 | 情報を意識領域に伝達するための器官 |
認識パターン | 経験(認識プロセス)で得た認識方法 |
これら意念力を向けるターゲットの機能を高めることが「認識を広げる」ことにつながります。